※本記事では、筆者が作成した有料note教材をご紹介しています。
2022年に出版されている呼吸器専門医試験の問題集で勉強を進めている時に、「出版された後に変わった内容だな。最新の情報で勉強したいな」と感じることはないでしょうか。
呼吸器領域、とくに肺癌を中心とした腫瘍分野は、この数年間だけでも大きく変化しています。
- TNM分類 第9版への改訂
- 肺癌周術期治療の変化
- 新しい分子標的薬の登場
- 小細胞肺癌に対する新規治療
- 胸膜中皮腫の分類・治療の変更
- 新規薬剤と特徴的な副作用
など、呼吸器専門医試験対策として新たに整理しておきたい内容が増えています。
忙しい呼吸器科医が最新情報を確認しながら勉強するのは、負担が大きい
呼吸器診療をしている先生は、
「この数年で治療や分類がかなり変わってきた」
ということ自体は、日々の診療を通じて実感されていると思います。
一方で、専門医試験の勉強となると少し事情が変わります。
既存の問題集を進めながら、
「この部分は現在どうなっていたか」
「その後、新しい治療が追加されていなかったか」
と、その都度ガイドラインや添付文書を確認する必要が出てきます。
内容そのものを理解していても、
試験勉強の途中で何度も最新情報を確認しなければならないことは、意外と大きな負担です。
限られた勉強時間のなかでは、「今確認している内容で大丈夫だろうか」という小さな迷いが積み重なるだけでも、学習のリズムが崩れてしまいますし、結構なストレスになります。
できれば、アップデートされた内容を一度整理したうえで、
余計な迷いを減らして勉強を進めたい。
そこで「2022年以降の差分」をまとめました
今回、noteで
【呼吸器専門医試験】呼吸器アップデート
肺癌・胸膜中皮腫・胸腺腫瘍編
〜ポイント整理+確認問題58問〜
を公開しました。
この教材は、呼吸器専門医試験の全範囲を網羅する問題集ではありません。
すでに既刊の問題集をベースに勉強している先生が、
「近年変わったところだけを、まとめて確認する」
ための補完教材として作成しています。
今回は、近年とくにアップデートが多い
肺癌・胸膜中皮腫・胸腺腫瘍に絞りました。
確認問題は全58問|10分野を収録
収録している内容は以下のとおりです。
- A|病期分類(TNM第9版):11問
- B|診断・バイオマーカー:2問
- C|周術期(切除可能NSCLC):5問
- D|局所進行(切除不能Ⅲ期)NSCLC:2問
- E|進行NSCLC(ドライバー陽性):8問
- F|進行NSCLC(ドライバー陰性):2問
- G|小細胞肺癌(SCLC):4問
- H|胸膜中皮腫:8問
- I|胸腺腫瘍:1問
- J|新規薬剤の特徴的な副作用:15問
すべて合わせて確認問題58問です。
実際には、こんな問題を掲載しています
教材のイメージが伝わるよう、実際に収録している問題を2問ご紹介します。
確認問題 ①
Q. TNM第9版で細分化されたN因子と、その定義は?
A.
N2a:単一の同側縦隔・気管分岐下ステーションへの転移
N2b:複数の縦隔ステーションへの転移
確認問題 ②
Q. ALK融合遺伝子陽性のNSCLCを完全切除した。術後補助療法として推奨されるのは?
A. アレクチニブ
近年アップデートされたことを、
という流れで、短時間でも知識を整理できるようにしています。
なぜ、この形の教材にしたのか
日々の診療をしながら専門医試験の勉強をする先生にとって、もっとも不足しやすいのは時間だと思います。
私自身も、日中は外来や病棟業務があり、帰宅後は子どもたちとの時間があります。
この日常生活の中で、学会資料、ガイドライン、添付文書などを確認し、
「2022年以降に変わったところ」
を一つずつ拾い出していくのは、かなり大変です。
(今回の資料集の作成もかなり大変でした)
そこで、
必要な変更点をあらかじめ整理しておけば、その後は余計な迷いを減らして効率よく試験勉強を進められるのではないか。
と考えました。
専門医試験の勉強では、知識を増やすことだけでなく、
「最近変わった内容は、ここまで確認した」
という状態を作ることも、落ち着いて学習を続けるうえで役立つと思っています。
こんな先生におすすめです
この教材が向いている先生
- 呼吸器専門医試験を受験予定
- すでに既刊の問題集を使って勉強しており、変更点をまとめて確認したい
- ガイドラインを一つずつ確認する時間を減らしたい
- 最新情報を整理したうえで、落ち着いて試験勉強を進めたい
一方、このような方には向いていません
呼吸器全範囲を基礎から学べる問題集を探している方
本教材はあくまで「差分を補う教材」です。
まずは既存の専門医試験対策問題集などで全体を勉強し、その補完として利用していただくことを想定しています。
購入前に、無料部分で内容を確認できます
noteでは冒頭部分を無料公開しています。
ポイント整理と実際の確認問題の一部まで読めるため、
- 文章の分量
- 問題の難易度
- 自分の勉強内容、レベルに合いそうか
を確認してから判断していただけます。
試験勉強の「確認する作業」を少しでも減らしたい
今回の教材を作ったきっかけは、
「自分がこれから専門医試験を受けるなら、こういう資料が手元に欲しい」
と思ったことでした。
勉強するたびに、
「ここは最近変わっていなかったか」
と調べ直すのではなく、まず新しい内容をまとめて整理する。
そのうえで、既存の問題集やガイドラインを使って勉強する。
このほうが余計な迷いが減り、落ち着いて学習を進めやすいと思います。
今回はまず、近年アップデートの多い腫瘍領域から作成しました。
呼吸器専門医試験を受験される先生方の学習負担を、少しでも減らすことができれば嬉しく思います。
※本教材は2026年9月時点の公開情報をもとに作成した学習用資料です。実際の診療では、最新の診療ガイドライン・添付文書等をご確認ください。
