【はじめに】
マイホーム購入を考え始めている医師には、現実問題として多くの悩みがつきまといます。
この記事では、これからマイホームを建てようとしている医師の悩みを解決し、理想のマイホームを実現するためのヒントをお伝えします!
勤務医がマイホームを建てる際の悩みには、どんなことがある?
医師がマイホームを建てた経験談を知りたい
医師がマイホームを建てる際に考えておくべきこと、対策は?
こんな疑問や悩みにお答えします!
この記事では、実際にマイホームを建てた医師の経験に基づき、医師ならではの悩みと解決策を具体的に解説します。これからマイホームを検討されている医師の方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
マイホームを建てる際の筆者の状況
まず、具体的なイメージを持って頂けるように、私がマイホームを考え始めた時の状況をまとめます。
【医師のキャリア、勤務】
・地方在住の急性期総合病院の勤務医
・専門医研修が修了後
・大学医局には所属していない
・数年の間は転勤の予定はない
・専門医を取得し勤務医を続ける予定であるが、いつまで同じ病院で勤めるかは分からない
【我が家について】
・5歳と3歳の幼稚園児がいる
・研修医時代から賃貸生活
・子供の成長と家族が増え賃貸生活が窮屈に
・子供服やおもちゃで溢れてしまい、収納が足りず困っていた
・隣近所の生活音や、プライバシーに欠ける住環境を変えたいと感じた
・より生活しやすい地域で生活したい
・夏はとても暑く、冬はとても寒い住環境に嫌気がさした(光熱費が高すぎる)
上記のような状況でした。
医師がマイホームを建てる際に悩んだこと5選
では早速、私自身が、マイホームを建てる際に悩んだことを具体的に列挙していきます。
1)職場が変わる可能性があることの不安
大学医局に所属していないため、勤務先は自身で決めることができます。
いつまで今の病院働くかわかりません。他の病院へ変わる可能性もあります。また勤務医を辞めるキャリアもありえます。他にしたい仕事が出てきた場合にも職場が変わる可能性があります。
今までは賃貸生活でしたが、マイホームを建ててしまうと、安易に引越しができなくなります。将来的な職場や自身のキャリアに一定の制限がかかることに悩みました。
解決策として、下記のことを対策しました。
- 将来の職場変更の可能性も視野に入れ、他の地域へのアクセスもしやすい場所で土地探しを行う
- 万が一に備え、売れやすい家作り、土地探し、賃貸に出せるような間取り作りも意識した
- 勤務先病院の勤務環境が悪化するリスクに備え、いつでも職場を変えることができるように、3つほど医師転職サイトに登録した(医師の相場や求人情報を知ると、心に余裕ができる)
2)キャリア形成に縛りが出てくる可能性がある
賃貸生活では、研修したい病院を選び、引越しできましたが、マイホームを建てると簡単にはできません。マイホームを建てることで、キャリア形成に縛りが出てくる可能性は悩みました。
ただし、コロナ禍を経験し、学会や研修がオンライン化されています。そのため地方でも勉強ができるようになっており、その気になればインターネットを通じてキャリア形成は可能と考えました。
また上記1)のように対策をすることで、どうしても職場を変えたい時には、対応できるように意識はしました。(おそらく、離れた遠方の地域で勤務するような進路は取らないですが)
3)子育てする場所
今後の子育てを見据えて、「いま勤務している地域にするのか。妻の地元(他県)へ転勤するのか」と妻と話し合いを重ねました。
妻の実家は観光地があり、自然が多く、食に恵まれており、子育てに良い環境であり、妻の子育て負担の軽減ができることから、何度も話し合いました。
なかなか結論がでない家庭も多いと思いますが、解決策として、夫婦で将来を見据え、家庭の将来像について話し合うことが重要だと感じています。
4)マイホームを建てるか、マンションを買うのか?
私たちは、夫婦ともに一戸建てで育っており、共通の認識として一戸建てのマイホームで生活をすることはスムーズに決まっていました。上述しましたが、マイホームを建てると引越しがしづらい状況になるので、その点はマンションに利点もあり、悩みました。でも、最終的には理想の住まいで暮らしたい!と考えマイホームを建てることにしました。
一戸建て注文住宅は圧倒的に自由度が高いため、忙しくストレスの多い勤務医の先生方にはマイホームのメリットが大きいと感じます。
5)家作りにかける予算をどうするか
医師は職業的な信用から、ある程度の金額のローンを組むことができてしまいます。
私は住宅、土地ローンでどのくらいの金額を借りることができるのか。適正なローン金額はどの程度なのか。大きな金額になるので、不安も大きく、悩みました。
私は、インターネットで、適正なローン金額について調べました。また住宅ローン比較サイトも利用して情報を集めていきました。
住宅ローンでどれくらい借りてもいいのかは、時間をかけて検討していきましょう!
まとめ
今回は、これからマイホームを建てようとしている医師の悩みを解決し、理想のマイホームを実現するためのヒントをお伝えするため、私がマイホームを建てる際に悩んだことを解説しました。
この記事が、これからマイホームを検討されている医師の方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。ぜひ、ご自身のライフスタイルや家族構成に合わせて、理想のマイホームを建ててくださいね。